高齢女性の息子やその関係者を装って現金をだまし取ったとして、群馬県警組織犯罪対策課と高崎署は26日、詐欺の疑いで、宇都宮市の警備員の男(83)を再逮捕した。県警によると、現金を受け取る「受け子」だったとみられ、過去10年間に県内で逮捕された受け子の中で最高齢とみられるという。

 再逮捕容疑は仲間と共謀して4月21日午前10時20分ごろから、高崎市の女性(85)方に長男や長男の上司を装い「携帯電話や財布を病院の公衆電話に置き忘れた。会社名義のキャッシュカードも盗まれた。弁済には1200万円ほどかかる」「お金は上司の弟が取りに行く」などとうその電話をかけ、同日午後1時半ごろ、上司の弟を装った田中容疑者が女性方を訪れて現金320万円を受け取り、だまし取った疑い。

 県警によると、容疑を認めている。男は別の詐欺事件で北海道警に逮捕され、防犯カメラ映像などから高崎市の事件に関与した疑いが浮上した。