息子らを装って高齢女性から現金約4千万円をだまし取ったとして、県警組織犯罪対策課と富岡署は28日、詐欺の疑いで、東京都八王子市、会社員の男(21)を再逮捕した。逮捕は3回目。被害額は、県警が摘発した現金を直接受け取る手口のおれおれ詐欺の中では、統計を取り始めた2009年以降で最高額という。

 再逮捕容疑は仲間と共謀して4月28日午前11時ごろから、さいたま市の女性(81)方に、教育関係者である息子を装って「お金を貸して。学校を設立する。1億5千万円が必要。同僚の弟が行くからその人に渡して」などとうその電話を複数回かけ、同日午後6時5分ごろ、息子の同僚の弟を装った鈴木容疑者が女性方で現金約4千万円入りのリュックサックを受け取り、だまし取った疑い。県警によると、容疑を認めている。男は富岡市や館林市の高齢者から現金をだまし取ったとして同容疑で逮捕されていた。