2024年春に完成予定の増床棟イメージパース(イオンモール提供)

 大型商業施設の開発・運営を手がけるイオンモール(千葉市、岩村康次社長)は29日、群馬県太田市石原町の「イオンモール太田」敷地内に、3階建ての増床棟を新設すると発表した。新棟の建設は2003年11月の開業以来初めて。売り場面積は約2割拡大し、飲食やアパレルなど約40店舗が新たに出店する見通し。24年春の改装オープンを予定する。

 新棟は既存棟の西側にある平面駐車場部分に建設する。3階建てで延べ床面積約2万1千平方メートル。8月に準備工事に入り、23年1月以降に着工、24年春までに完了する予定。

 1、2階に約40店のテナントが入り、小物雑貨やアパレルブランドなどが入る「ライフスタイルゾーン」とフードコートエリアを設置。フードコートにはコロナ後の新たな生活様式を考慮し、開放感のあるテラス席も整備する。3階は駐車場。

 既存棟と新棟は通路で連結する。新棟と隣接する西側平面駐車場にはエレベーター付きの連絡ブリッジを設置する。

 全国にある同社の大型ショッピングモールでは初めて改修工事で発生する資源を再利用するほか、二酸化炭素(CO2)排出量が削減される低炭素アスファルトの舗装材を使用。舗装材料の再生材利用率100%達成を目指すなど、環境の保全に配慮する。

 既存棟の大規模改装も実施予定。改装後の同モールは延べ床面積約11万6千平方メートル(改装前比約2万1千平方メートル増)、専門店数約190店舗(同40店増)、駐車台数4200台(増減なし)となる見通し。

 同モールは県内のほか栃木、埼玉両県を商圏としている。