機械部品組み立てなどを手がけるプログレスファクトリー(前橋市天川大島町、伊藤貴宏社長)などグループ3社が自己破産の準備に入ったことが1日、分かった。7月29日に事業を停止した。帝国データバンク群馬支店によると、負債総額は約36億2400万円で負債額が膨らむ可能性がある。前橋地裁に申請する予定。

 2011年に遊技機械部品の組み立て業務の請け負いとして設立。その後、工場新設など積極的な設備投資を行い、取引先を増やし事業を拡大し21年9月期の売上高は約25億2500万円に上った。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、パチンコメーカーの新台の受注が減少、取引先との契約解消が複数あり経営が悪化した。設備投資を活発に行ったため金融債務も膨らみ、資金繰りの見通しが立たなかったとみられる。21年9月期末時点で負債は約27億7700万円。

 グループ会社のプログレス(同)は02年設立の清掃業で負債が16年3月期末時点で約7300万円、人財プログレスネットワーク(同)は04年設立の労働者派遣業で負債が20年3月期末時点で約7億7400万円。