受講者らが臨んだ実機の飛行実習

 より小さく軽量で機動性が高いドローンを自作し、撮影技術などを学ぶ講座「プレミアドローン撮影コース」が、前橋市内で開かれている。年末までの半年間で、操作技術をマスターするだけでなく、撮影・演出業務における安全対策や法律の手続きなども学び、開業できるまでの人材を育成する。

 隔週開催で、先月開かれた3回目の講習では、東京や愛知などから集まった受講生9人のうち7人がシミュレーターの操作体験や自身が作った実機の飛行実習に臨んだ。

 ドローン業界の第一線で活躍する横田淳さんが、コントローラーの扱い方や、バッテリーの充電方法など細かい部分まで丁寧に指導した。この日はドローンレーサーの白石麻衣さんもゲスト講師を務めた。

 講座は、横田さんが代表を務めドローンを使った撮影・編集などを行う「ドローンエンタテインメント」(東京都渋谷区)と、ドローンの講習、練習場の運営などを行う「トラストクリエイティブコーポレーション(トラクリ)」(前橋市)が協業して実施。上空からの撮影だけでなく、狭く入り組んだ場所でも飛ばせるドローンの技術を身に付け、さまざまな場面で活躍できる人材を育てようと、企画した。

 横田さんは、自作ドローンによる特殊撮影は災害現場などでも役立つとし、「これからも活用の余地はあるが、人材が少ない」と話す。トラクリ代表で、講座の事務局長を務める日野沢秀一さんは「群馬県の人たちにも関心を持ってほしい」と期待する。

 5日から、第2期の募集が始まる。講座の期間は10月から来年3月まで。受講条件など詳細は事務局ホームページ(https://premier-drone.com/)へ。