創業119年の老舗和菓子店「丁子(ちょうじ)堂 房右衛門」(群馬県高崎市倉賀野町、山木孝之代表)は、5代目に当たる長男の山木晴信さん(15)=高崎工業高1年=がアイデアを出したかき氷を商品化した=写真。その名も「五代目 黒糖きな粉ミルクかき氷」。沖縄・波照間産の黒糖を使った自家製の黒蜜と京都産のきな粉が口溶けの良いふわふわの氷とマッチし、夏の涼を届けている。

 同店は今年からかき氷の販売を始めた。晴信さんは母で菓匠女将(おかみ)の裕子さん(44)に声をかけられ、新味のかき氷作りに挑戦。「これまでと差別化しよう」と口溶けを重視した。味は友人に好みを聞いてきな粉を選び、アクセントに黒糖、自身の好きなミルクも入れた。

 難しかったのが甘みのバランス。ふわふわの食感を得るために氷に使う砂糖の分量を見極めながら、裕子さんと2週間ほど試行錯誤して完成した。

 知人からおいしいと褒められ、晴信さんは「自分で考えたものが商品になり、満足感を得られた」と話している。

 「五代目―」は500円。販売は倉賀野店で8月の土日限定、午後1~4時(13、14はかき氷は休み)。問い合わせは同店(電話027-346-2321)へ。