成人式に代わる群馬県草津町の式典「二十歳のつどい」が6日、同町の草津音楽の森国際コンサートホールで開かれた。本年度20歳を迎える64人(男25人、女39人)のうち32人が出席し、節目を祝った。

 式典では、昨年11月に病で命を落とし、出席がかなわなかった蜂須賀絢貴さん=当時19歳=の席が用意され、写真が飾られた。代表の徳山就勇さんは「一緒につどいに出たかった絢貴さんとクラスメート一同の思いで飾った」と言及し、「大人としての自覚を持ち、前向きに歩んでいくことを誓います」と力を込めた。

 大竹奏輝さんと榎並莉子さんが「青年の主張」として感謝や抱負を語ったほか、黒岩信忠町長や中学時代の恩師が祝辞を述べた。

 式典後は出席者や恩師らが絢貴さんの写真を囲んで記念撮影した=写真。絢貴さんの母の恭子さん(54)は「優しい仲間に愛された幸せな子だったのだと実感した」とほほ笑んでいた。

 町では例年8月に成人式を開催。成人年齢引き下げのため、従来の成人式を二十歳のつどいと改め実施した。