第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は17日、栃木・日環アリーナなどで会期前競技を行い、競泳の成年男子100メートルバタフライで田中大貴(イトマン東進、安中総合高出身)が52秒36で5位に入った。入賞が期待された同200メートル個人メドレーの佐久間哲平(山梨学院大、関学付高出身)は2分5秒75で23位、同400メートル自由形の坊岡優真(東洋大、市太田高出身)は3分59秒05で17位と、ともに予選落ちした。
昨年10月の日本学生選手権を制した田中にとって今回の国体は来年の福岡世界水泳と2年後のパリ五輪に向けた足がかりにする意味があった。レースを終えて「もう少しタイムを出したかったが、及第点は与えられる。今後自分が何をしたらいいかはっきりさせることができた」とすっきりとした表情だった。
今春から社会人になり、環境が大きく変わった。昨年までは...