酒気を帯びた状態で自家用車を運転したとして、群馬県教委は22日、西毛地域の公立中学校に勤める女性教諭(32)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は同日付で依願退職した。

 学校人事課によると、教諭は8月4日午後8時~5日午前0時ごろ、友人宅でビールなど350ミリリットル缶の酒4本を飲んだ。仮眠や駐車場への徒歩移動を経て、同4時半ごろ帰宅しようと運転し、高崎市内で検問により摘発された。

 5日以降も出勤していたが、公安委員会から本人への意見聴取の連絡を機に9月14日に校長へ申し出て、翌日から年休を取得。10月1日から学校現場を離れている。同13日に道交法違反の罪で罰金30万円の略式命令が出たほか、免許取り消し(欠格2年)の行政処分を受けた。

 同課などに対し、教諭は「少しふわふわした感じがあったが、気分は悪くなかったので大丈夫だと思った。安易、軽率で申し訳ない」と述べたという。

 当時、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県の警戒度は最も深刻な4で、午後8時以降の外出自粛が呼び掛けられていた。同課は外出して飲酒した点も「友人宅で2人だけとはいえ不適切」との認識を示した。

 平田郁美県教育長は「飲酒運転の根絶に社会全体で取り組む中、信頼を裏切り深くおわびする」とコメントした。