準決勝の常磐戦後半、3点目のシュートを決める前橋育英のMF徳永涼(左)=アースケア敷島サッカー・ラグビー場
準決勝の高経附戦後半、2点目のゴールを決める桐生第一のFW吉田=アースケア敷島サッカー・ラグビー場

 高校サッカーの第100回全国選手権群馬県大会は23日に決勝を行い、2年ぶりの全国大会出場を目指す前橋育英と、3年ぶりに決勝進出した桐生第一が対戦する。Jリーグ下部のユースチームや強豪校がひしめくプリンスリーグ関東で腕を磨き、県大会で何度も火花を散らしてきた有力校同士。記念すべき第100回の出場権を懸け、1点を争う展開となりそうだ。

 2019年度まで6大会連続で全国出場した前橋育英は攻守の切り替えが早く、球際での競り合いも強い。来季J2長崎入りを決めているMF笠柳翼のドリブル突破が大きな武器。準決勝ではMF徳永涼の的確なロングパスや得点力が光り、4―0で常磐を下した。今季のプリンスリーグでも川崎フロンターレU―18(神奈川)に次ぐ2位につけ、チームの総合力の高さを示している。

 桐生第一は県高校総合体育大会、インターハイ県予選ともに決勝で前橋育英に敗れ、雪辱に燃える。多くの選手が昨年からの先発メンバーで、主将のMF金沢康太が巧みに試合をコントロールする。高経附との準決勝では、鮮やかなパス連係からFW吉田遥汰が2点目を挙げるなど2―0で勝利。20日のプリンスリーグも吉田の得点で難敵の昌平高(埼玉)を下し、3位に順位を上げた。

 新型コロナウイルス感染対策で、入場者を両校の関係者各500人に制限する。優勝校は12月29日、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行う全国選手権1回戦に群馬県代表として出場し、草津東(滋賀)と対戦する。