合宿所前で開かれた激励会

 群馬県東吾妻町で合宿中の東洋大陸上競技部の激励会が、同大の合宿所「轟山荘」で開かれ、中沢恒喜町長が正月の箱根駅伝に向けて選手を激励した。

 中沢町長は「皆さんが来る日を町民は毎年心待ちにしている。大いに良い成績を上げてほしい」と述べ、町特産「やまと豚」30キロの目録を手渡した。

 男子長距離部門の佐藤真優主将(4年)は「今年も合宿をさせていただきます。大会での優勝を目指して頑張りたい」と応えた。

 町での合宿は30年ほど前から続けられている。今年は30人ほどが参加し、起伏のあるコースを走り込んで体力づくりをした。アスリートの食事を研究する女子栄養大(埼玉県)の学生と大学院生も協力する。