▼クリスマスが近づくと、米ロサンゼルスに住む友人からグリーティングカードが届く。家族のこの1年を「わが家のニュース」としてまとめてあり、毎年、読むのが楽しみだ

 ▼在宅勤務やオンライン授業。友人一家の生活も、コロナ禍の影響を受けていた。マーチングバンドの活動が制限された高校生には、学校側がオンラインコンサートを企画したらしい。〈こんな時代だから全世界から見られます〉と動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネルを教えてくれた

 ▼こちらも、そろそろ新年の準備をしなければと、今年の正月に届いた年賀状をあらためて見返した。〈今年はいよいよオリンピックイヤーですね〉〈子どもが小学校に入学します〉などと添えられたはがきが何枚もあった

 ▼1年前、今のような生活になることを誰が想像しただろう。春には学校が臨時休校し、リモートワークが広がった。五輪は延期、学校の夏休みは短縮。各地でイベントが中止となった

 ▼師走に入り、県内で新型コロナウイルスの感染が急増している。マスク着用、手洗いの徹底、「3密」を避ける生活はまだまだ続けなければならない

 ▼予防しつつ、コロナ禍でもできること、コロナ禍だからできることを探したい。しばらく会えない人、会っていないあの人への年賀状に、どんな言葉を書き添えようか。