▼箸で麺を持ち上げる様子を紹介する「箸上げ動画」が、動画投稿サイトで人気らしい。さっそく視聴してみると、静止画よりも麺の質感が伝わり、食欲をそそられる

 ▼桐生市は7月、動画投稿サイトの公式チャンネルで「30秒でわかる桐生市シリーズ」の配信を始めた。第1弾に選んだのは、ご当地グルメとして名高い「ひもかわ」だ

 ▼6店舗に協力してもらい、特徴である幅の広い麺を「箸上げ動画」で紹介。最後に「まだまだあるよ! 桐生のひもかわ」と呼び掛ける

 ▼市職員でつくる庁内SNS活用プロジェクトチームが企画から撮影、制作までを手掛けた。担当者は「短い動画にすることで気軽に視聴できるようにした。箸上げ動画で、ひもかわの美しさを表現した」と説明する

 ▼桐生麺類商組合によると、ひもかわを提供している加盟店はおよそ30店舗。織都を代表するソウルフードとして市民に長く愛され、観光客の舌を楽しませてきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でどの店も客足が遠のいている

 ▼組合は動画配信によるPR効果に期待を寄せ、「多くの人が、ひもかわを食べたいと思ってくれたらいい。新型コロナ対策をして安心安全な店としてお客さんを迎えたい」と意気込む。動画の視聴回数がどんどん増え、一日も早くひもかわの消費が回復する日が来るといい。