▼「日傘男子」とは、日傘を使って暑さをしのぐ男性のこと。環境省が昨年、日本百貨店協会などと連携して呼び掛けたこともあり、知名度は高まった。猛暑でデビューを果たした男性もいるのではないだろうか

 ▼日本日傘男子協会によると、日傘男子という言葉は2010年に登場。以前から日傘による暑さ対策の試みはあったが、言葉の誕生によって「社会現象」となり、近年の「大躍進」につながったという

 ▼岐阜県のある小学校が日傘を差して登下校しているとの記事を岐阜新聞ウェブで見つけた。日傘をしている時は児童同士の間隔が空くため、コロナ対策で必要なマスクを外すことができ、熱中症対策になるとの考えだ

 ▼別の記事で「ノーランドセル登下校」も紹介していた。背中に熱のこもりやすいランドセルの代わりに身軽なバッグを使う。重量がかさみ、体に負担のかかる教科書などを極力持ち歩かない取り組みだという

 ▼短い夏休みが終わり、県内の多くの学校で24日に新学期が始まった。学校はコロナ対策に加え、熱中症対策にも手を尽くしているが、登校風景を見るとマスク姿はいかにも暑くて大変そう

 ▼岐阜の日傘登下校はPTAの発案で、全児童に日傘を贈った。対策のアイデアを出すのもいい。保護者や地域が子どものためにできることはまだきっとあるはずだ。