▼オリックスが公募する「働くパパママ川柳」を楽しみにしている。まだ4回目だが、第1回大賞作品の〈カバンにはパソコンスマホ紙おむつ〉が印象に残って以来、発表が待ち遠しい

 ▼朝から大急ぎで保育園に送った後、会社に駆け込むと、通園バッグに入れたはずの紙おむつが仕事用のバッグから出てくる…。共働き夫婦のそんな光景が浮かぶと同時に、バタバタの連続だったわが子が小さかったころを思い出す

 ▼先日発表になった大賞は〈イクメンは名もなき家事ができてから〉。脱いだままの服や靴下を片付ける、トイレットペーパーを補充するなどが「名もなき家事」とされる。家事を「手伝う」ではまだまだといったところか

 ▼男女共同参画に関する県民意識調査で家事の役割分担について聞いたところ、72.6%が「男女が共に担うべき」を理想とする一方、現実に「男女が共に担っている」のは28.2%にとどまる

 ▼共働きに限った調査ではないが、一層の家事シェアが必要ということだろう。〈嫌じゃない父がつくったなぞ料理〉と娘から言われたら、きっとうれしい

 ▼募集は1~2月なのだが、コロナ禍の今を映すような入賞作も並び、驚かされる。働き方の変化が求められる中、〈テレワークタスクかかえて子もかかえ〉もあった。子育ても、仕事も笑って楽しめるといい。