後半8分、右サイドから放ったミドルシュートの軌道を目で追うザスパのDF川上。ボールは相手GKの頭上をこえて左ゴールポストに当たりネットを揺らす=正田醤油スタジアム群馬
後半8分、同点ゴールを決め、ザスパサポーターの声援に両手を掲げて応えるザスパのDF川上

 サッカー明治安田J2は27日、雷の影響で中止となったザスパクサツ群馬(前節11位)ー金沢(前節21位)の再試合を群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行い、ザスパは金沢と1ー1で引き分けた。通算成績は13勝13分け9敗(勝ち点52)で、順位は10位に浮上。ホームで最低限の勝ち点1を手にし、7試合を残して来季のJ2以上は決まったものの、下位相手に2戦連続で白星を逃し、J1昇格プレーオフ進出に向けては足踏みが続く。

 ザスパは前半立ち上がり早々に先制点を献上。セットプレーやMF天笠泰輝のミドルシュートなどでゴールを狙うが、1点ビハインドで前半を折り返す。

 だが後半8分。DF川上エドオジョン智慧が右サイドから上げた球がゴールに入り、同点に追いつく。その後もザスパはゴールに迫るが追加点が遠かった。

 次節は10月1日、同スタジアムで東京Vと対戦する。