【ウィーン共同】イランのバゲリ外務次官は2日、イラン核合意の再建に向けた米国とのウィーンでの間接協議で、合意文書の草案を提出したと記者団に表明した。イラン外交筋は、草案には米国が科した革命防衛隊関係者などに対する全ての制裁の解除要求が含まれていると明らかにした。米国にとって妥協が難しい内容で、交渉難航は必至だ。

 イラン外交筋によると、イラン側は1日夜、欧州連合(EU)欧州対外活動庁のモラ事務局次長に草案を渡した。同筋は共同通信の取材に「草案は最高指導者ハメネイ師の指示と国民のニーズに基づいて作成された。イラン経済を救うものだ」と語った。