新型コロナウイルス感染症の新たな変異株「オミクロン株」に関連し、群馬県は2日、県内在住の3人が国内2例目のオミクロン株陽性者と同じ航空機で入国し、濃厚接触者と認定されたと発表した。いずれも同日時点で3人は無症状で、PCR検査の結果は陰性だという。

 県感染症・がん疾病対策課によると、3人ともワクチンを2回接種していた。3人は11月27日に成田空港に到着し、その後は自宅待機となっていた。空港から自宅まで公共交通は使っていない。1日夜に厚生労働省から県に濃厚接触者として扱うとの連絡があった。

 県から連絡を受け、3人は既に県内の軽症者ら向けのホテルに入所している。ホテルでは他の入所者と接触しないようフロアを分けている。3人は入国日から2週間後の11日まで入所し、県は毎日、健康観察の結果を厚労省に報告する。

 入所中は1日おきにPCR検査を行い、陽性となった場合は、株を特定するためのゲノム(全遺伝情報)解析に移る。

 一方、県と高崎市が2日に発表した新規陽性者は、10歳未満~70代の男女10人。前橋市から発表はなかった。県内での感染確認は、再陽性も含め累計1万6906人(うち176人死亡)。県は太田市の工場で同日までに従業員13人の陽性が確認され、クラスター(感染者集団)が発生したと判断したことも明らかにした。