群馬県前橋市の中心市街地に設けたインターネットカジノ店で客に賭博をさせたとして、県警組織犯罪対策課と生活環境課、前橋署は2日までに、常習賭博の疑いで、同市城東町、同店経営者の男(50)を現行犯逮捕した。県警は売り上げの一部が暴力団に流れていた可能性もあるとみて調べている。

 逮捕容疑は同市千代田町で同店を経営し、1日午後9時45分ごろ、不特定多数の客を相手にパソコンでバカラゲームによる賭博をさせた疑い。

 県警によると、「間違いありません」と容疑を認めている。

 県警は賭博店があるとの情報を基に内偵捜査を進め、同日夜に店を捜索。客として訪れていた桐生市のアルバイト男性(49)と、前橋市の無職男性(23)を単純賭博の疑いで現行犯逮捕し、その後釈放した。2人とも容疑を認めている。

 県警によると、客は換金可能なポイントを店で購入。ゲームの勝者を予想し、ポイントを賭けていたという。バカラ以外にも、パソコンでスロットやルーレットなどのゲームもしていたとみられる。

 店は中心市街地の建物2階で夜間に営業していた。紹介者を通じて客を集めていたとみられる。県警が売り上げや資金の流れを調べている。

 近くの住民は「夜中にお金を数えながら店を出てくる人を見たことがある。賭博が行われているとうわさになっていた」と振り返った。