3回目のワクチン接種を受ける高崎総合医療センターの職員(代表撮影)

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が群馬県内でも始まり、高崎総合医療センター(高崎市)では3日、2回目の接種完了から8カ月以上経過した医療従事者18人がファイザー製ワクチンの接種を受けた。

 同日は小川哲史院長をはじめ、医師や看護師らが接種。小川院長は接種後、「(新たな変異株の)オミクロン株への効果ははっきりしないが、予防効果があるとみて、当院では積極的に接種していく」と語った。

 新型コロナワクチンは、時間の経過とともに感染予防効果が低下し、特に高齢者では重症化予防効果も下がるとされる。3回目の接種は予防効果を増強するのが狙いで、原則2回目から8カ月以上経過した18歳以上の人が対象となる。

 3回目の接種について、県は同日、想定されるスケジュールを示した。既に始まった医療従事者(約10万人)に次ぐ高齢者(約50万人)は来年1月、64歳以下の人(約90万人)は3月の接種開始が見込まれるとした。

 2回目から原則8カ月とされる3回目の接種時期の前倒しについて、山本一太知事は同日の定例会見で、オミクロン株の発生などを踏まえ、「やはり必要ではないか」と述べた。一方でワクチンの確保や8カ月後を想定して準備する市町村への配慮が必要だと指摘し、「(市町村が)実施できる体制を整えるために、より強力な支援をしてほしい」と国の対応を求めた。