19日午後0時5分ごろ、群馬県安中市松井田町横川の妙義山の「丁須の頭(ちょうすのかしら)」の西約100メートルの地点で、埼玉県鴻巣市の会社員の男性(37)が約10メートル下に滑落し、腰の骨を折るなどの重傷を負った。

 県警安中署によると、男性は同日午前7時半ごろ、仲間3人と登山を開始。約20メートルの鎖場を下山している際、鎖をつかんでいた手が滑ったとみられる。仲間が119番通報し、県防災ヘリで救助され前橋市内の病院に運ばれた。