群馬を守る 県警の仕事 新人記者体験記
事件捜査だけじゃないんだ―。入社1年目で警察取材を担当する記者2人が、体を張って県警の業務の幅広さを体験する。
- 最初の記事:《群馬を守る 県警の仕事 新人記者体験記①》山岳捜索救助隊・谷川岳警備隊 遭難に備え日々訓練【動画も】
- 前の記事:《群馬を守る 県警の仕事 新人記者体験記③》交通規制課 車社会を根幹で支える信号機【動画も】
記者となって半年、特殊詐欺の発生や、食い止めた人への感謝状贈呈の記事を何度も書いた。注意を促す啓発活動も何度も取材してきた。しかし、被害は収まらない。5月には前橋市の80代男性がキャッシュカード2枚を盗まれ、現金計600万円を引き出された事件を取材した。被害を防ぐことは、それほど大変なことなのか―。注意喚起を呼びかける県警の活動に参加し、難題と向き合った。
10月13日、沼田市の東和銀行沼田支店で、沼田署員や行員に同行させてもらい、チラシを配った。...