前方を走っていた車に危険なあおり運転をしたとして、県警交通指導課と伊勢崎署は7日、道交法違反(妨害運転)の疑いで、伊勢崎市八寸町、建築資材製造会社の工員(52)を逮捕した。県警によると、あおり運転を厳罰化した改正道交法が施行された昨年6月以降、県内での逮捕は初めて。

 逮捕容疑は10月15日午後5時25分ごろ、同市の県道前橋館林線で軽自動車を運転中、前を走行していた同市の30代女性の乗用車の通行を妨害する目的で、車間距離を保たずに著しく接近したり、しつこくクラクションを鳴らしたりして危険を生じさせた疑い。

 県警によると、「いつの出来事か分からない」などと供述し、容疑を否認している。

 信号で右折をしようとする前の車を待っていた乗用車がなかなか発進できなかったことが、あおり運転のきっかけになったとみられる。1分余り、700メートル以上にわたって、乗用車はあおられたという。

 乗用車に同乗していた女性の母親が110番通報した。乗用車のドライブレコーダーに記録されていた映像などから工員が浮上した。