悲願のプレミアリーグ参入決定を喜ぶ前橋育英のイレブン
プレーオフ初出場で、昇格を決めた桐生第一のメンバー

 高校生年代のサッカー最高峰、高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグへの参入を懸けたプレーオフ決定戦が12日、広島市のエディオンスタジアム広島などで行われ、5度目の挑戦となった前橋育英高(関東2位)は2―0でV・ファーレン長崎U―18(九州1位)を下し、初めてプレーオフに臨んだ桐生第一高(関東3位)は4―3で帝京長岡高(北信越1位)に逆転勝利して、ともにプレミア初参入を決めた。

 ▽プレミアリーグ参入決定戦

桐生第一高(関東) 4   1―3   3 帝京長岡高(北信越)
3―0
 
前橋育英高(関東) 2   2―0   0 長崎ユース(九州)
0―0

(桐生第一高、前橋育英高はプレミアリーグ昇格)

 先に参入を決めたのは桐生第一。新潟県代表として全国選手権に出場する帝京長岡に2点のリードを許して前半を折り返したが、後半28分、DF倉上忍が絶妙なループシュートを決めると、続く同35分には左CKにDF大隅斗聖が頭で合わせて同点に。さらに42分、FW吉田遥汰が決勝点を挙げた。終盤の連続ゴールで劇的な逆転勝利を収め、田野豪一監督は「うれしい。選手の実力を全国に示すことができた」と声を弾ませた。

 2013年以降で5度目の挑戦となった前橋育英は桐一ベンチのすぐ隣で試合に備えていた。ライバルの勝利を間近で見ていた選手を、山田耕介監督は「プレッシャーがあるのは当たり前」と鼓舞し、送り出した。チームはボールを保持する持ち味を発揮し、パスやドリブルで守備を崩すと、前半にFW渡辺亮平が2得点を挙げた。後半も運動量を落とさずゴールを守り切り、「うれしいと言うより、ほっとした」と山田監督。積年の悲願達成をかみしめた。