▼平昌冬季五輪(2月9日開幕)に臨むスピードスケート日本代表の土屋良輔選手(メモリード、嬬恋高出身)と、佐藤綾乃選手(高崎健康福祉大)が本番前に本社を訪れ、元気な姿を見せてくれた(11日付本紙)

 ▼ソチ五輪で代表入りを逃した土屋選手は、ゼロから再スタートした。足だけに頼らず腹筋や背筋など体全体を使うスケーティングに変わりスピードが増した。体の軸がぶれずに、最後まで低い姿勢を維持できるようになった。引き締まった体が成長を感じさせる

 ▼技術を磨いて自らを高める傍ら、「会社や地元の多くの方々の支えがあって競技を続けられている」と、感謝の気持ちを忘れない。「昔から五輪には群馬の選手として出場したかった」と力を込める

 ▼佐藤選手は団体追い抜きのチームパシュートで、世界記録を樹立したメンバーの一人。ワールドカップのレースで転倒し五輪出場が心配されたが、大学の入沢孝一監督は「心も体も強い。ターミネーターのよう」と評する

 ▼出場する種目は、土屋選手が5000メートルとチームパシュート、佐藤選手は3000メートルとチームパシュート、新種目のマススタートがそれぞれ予定されている

 ▼最終調整の期間に入り「一番良い色のメダルを持って帰りたい」(佐藤選手)と力強い。表彰台から笑顔で手を振る2人の姿を楽しみにしている。