過去の放送内容に関する視聴者の指摘を踏まえ、群馬テレビ(前橋市)が12日に県制作アニメ「ぐんまちゃん」の同日放送予定を差し替えたことについて、山本一太知事は16日の定例会見で「自信を持って一生懸命作った作品。県民の皆さんに届けられなかったのはとても残念だ」と述べた。

 10月24日放送の回で、ぐんまちゃんらが競輪場に行く場面があり、県内視聴者から放送倫理・番組向上機構(BPO)へ「子ども向けアニメに公営ギャンブルを扱うのは不適切」との意見があったという。BPOから連絡を受け、同社は今月12日に予定した回を差し替え、初回を再放送した。差し替えられた回には、ぐんまちゃんとボートレース場へ行ったおじさんが大損する内容があった。山本知事は「内容は問題ないと思っている」とも話した。

 一方、国土交通省による建設工事受注動態統計調査のデータ書き換え問題に関しては「国の政策立案などに幅広く使われ正確性が極めて重要で、誠に遺憾だ」とした。

 県は国交省から法律や政令に基づき事務を受託し、本年度は県内248事業者に調査していると明らかにした。「県として恣意(しい)的なデータの改ざんは行っていない」として、今後、政府から示される方針に沿って適切に対応するとした。