オーディションで決まった映画の出演者ら

 豚のホルモン焼きをテーマにした、まち映画「泣いて笑って豚ほるもん~LEGEND OF HORUMON IN GUNMA(レジェンド・オブ・ホルモン・イン・グンマ)」の出演者披露会見が群馬県玉村町の県食肉卸売市場で開かれ、18日からの撮影開始を前に出演者約20人らが登壇した。

 映画は昭和30年代が舞台。現在の金華亭食品(高崎市)の創業者、故井上光敏さんが安くてうまい豚ホルモンの魅力に気付き、広めようとする実話に基づいたストーリー。

 出演者はオーディションで選んだ県内在住者ら25人。関東圏ではホルモンといえば豚肉が主流ということに興味を持ったグルメ雑誌の女性記者が主人公で、秋山紗良さん(前橋市)が演じる。井上さんをモデルにした役は千容植(せんようしょく)さん(高崎市)、娘役には斎藤空愛(のあ)さん(同市)が決まった。秋山さんは「(人々の)思い出になるような作品にしたい」と意気込んでいた。

 エグゼクティブプロデューサーは食肉加工や飲食店を手掛けるオルビス(同市)の大熊章之社長。原作は下仁田放送社長の十川貴浩さんで、監督は市民参加型のまち映画を数多く手掛ける藤橋誠さんが務める。

 群馬県の食肉産業の振興と発展を目指して、食肉関連企業などで製作委員会を組織して企画した。来年5月の公開を目指し、協賛金を呼び掛けるほか、クラウドファンディングで資金を募る予定。