三山春秋
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▼自動車登録番号標、いわゆるナンバープレートを注意して見ていると、なかなか興味深い。「1」「7」には「1番」「ラッキーセブン」の意味合いがあるようで、「2525(ニコニコ)」「1122(いい夫婦)」といった語呂合わせも多い
▼願いを込めた数字や覚えやすい番号を付けることは、愛車を判別しやすくなるだけでなく、車への愛着を深める効果もある。人気の「湘南」など地名表示も含め、ナンバープレートにこだわる人は少なくない
▼国交省は希望番号制やご当地ナンバーに続いて図柄入りプレートの導入も決めた。すでに2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会向けの特別仕様が4月から交付され、人気を集めている
▼関心はさらに高まりそうで、導入を決めた前橋市は今月からデザインの公募を始めた。交付地域の住民を対象とした人気投票などを経て最終案を決定するという
▼太田市では先月、市長が議会で意欲を示した。かつて広域圏による「渡良瀬」ナンバーの導入を目指し断念した経緯があるだけに、再挑戦には力が入る
▼今月末には東京五輪特別仕様も決まる予定で、10月から交付される。図柄入りが広がれば、殺風景な路上の風景も華やぐにちがいない。さて、どんなナンバープレートが誕生するか。ワクワク(8989)しながら待つとしよう。