入れ替え戦の第2戦で、ゴールを決めて走りだす主将のFW相沢(右から2人目)=11月7日、神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場

 女子サッカープレナスなでしこリーグ2部に群馬県から初参入したバニーズ群馬FCホワイトスターは、11月の入れ替え戦を勝ち抜き、参入1年目で1部への昇格を決めた。2017年まで県リーグに所属していたが、わずか4年で、アマチュアトップレベルへの挑戦権を得た。

 国内の女子サッカーは9月に初のプロリーグ「WEリーグ」が開幕し、昨季までなでしこ1部だった多くのチームがWEリーグへ移行した。新リーグの開幕に先立ち、昨年まで国内最上位に位置していたなでしこリーグは大幅に再編され、新たにアマチュアのトップリーグとして再スタートを切った。バニーズはなでしこ2部だった京都SCの一部を引き継いで今季、リーグ戦へ挑んでいた。

 チームは元日本代表で、アトランタ五輪(1996年)の主将も務めた野田朱美監督の指揮の下、リーグ序盤から堅い守備力で勝ち点を伸ばした。最終盤の10月に初めて黒星を喫し、優勝は逃したものの、リーグ2位でなでしこ1部との入れ替え戦に進んだ。

 ホーム&アウェー方式の入れ替え 戦はホームでの初戦に0―1で敗れたが、第2戦は前 線からプレスをかけてボールを奪取。貪欲にゴールを狙い、2―0で勝利を収め、昇格を決めた。

 来季は経営規模で勝る有力クラブとの対戦が続く。野田監督や一部の主力選手はチームを離れる見通しで、戦力面でもクラブの運営面でもさらなる上積みが求められるシーズンとなりそうだ。