▼平昌ピョンチャン冬季五輪まであと1年となった。前回2014年のソチ大会で日本は8個(金1、銀4、銅3)のメダルを獲得。海外開催ではこれまで最多だった1992年アルベールビル大会の7個を上回った

 ▼夏季大会に比べ競技数や参加人数は少ないものの、氷雪上で繰り広げられる「冬の祭典」も見る者の気持ちを熱くさせる。昨年、南米で初めて行われたリオデジャネイロ夏季大会をしのぐ日本選手の活躍が今から待たれる

 ▼冬の競技は全国、世界レベルの大会が各地で真っ盛りだ。次代を担う高校生アスリートが競い合う全国高校スキー大会も、本県で12年ぶりに実施された

 ▼真摯しんしに競技に向き合う若き精鋭たちは、過酷な気象条件にも気後れすることなく集中して臨み、北毛の地・片品でさまざまな結果を打ち立てていった

 ▼本県選手も果敢に挑み、飛躍(ジャンプ)と距離(10キロ)で争うノルディック複合では、長野原1年の小林朔太郎選手が県勢過去最高の準優勝に輝き表彰台に上がった

 ▼ジュニア日本代表強化指定選手は、ジャンプ台のある県外高校からの誘いをことわり、長野原を選んだ。「群馬で強くなった選手だっている」。OBで「キング・オブ・スキー(スキーの王者)」と称された五輪複合金メダリスト、荻原健司さんのことで、目標としている。本県から第二の「王者」誕生を待ちたい。