▼プロ野球オリックス・バファローズの駿太選手=渋川市出身=に今季の意気込みを聞く機会があった。毎年期待されながらレギュラーに定着できないもどかしさを打ち明け、「一から体を鍛え直している」と7年目となるシーズンへの強い決意を示した

 ▼駿太選手は前橋商2年の春と3年の夏に甲子園に出場し、走攻守3拍子そろった外野手として注目された。「高校時代の苦しい練習が現在の基礎になっている」と当時を振り返る▼きのう、春風のようなニュースが県内を駆け巡った。3月の選抜高校野球大会に前橋育英と健大高崎のダブル出場が決まった。本県から2校が選ばれるのは2012年以来で、ナインが躍動する姿が待ち遠しい

 ▼前橋育英は昨年秋の県、関東大会(計9試合)で90安打58得点と打線が充実。健大高崎は走塁を絡めた攻撃と堅守が健在だ。両校とも勝負強さに定評があり、全国の強豪校との攻防が楽しみだ

 ▼高校1年の時、母校が選抜大会に出場し、アルプススタンドで声を張り上げた。甲子園の空は輝くような青さで、スタンドは人の波で揺れていた。あれから約40年。今も同級生が集まるとその話題で盛り上がる

 ▼選手はもちろん、在校生や関係者にとっても特別な意味を持つ夢舞台。両校はしっかり準備をして、末永く語り継がれるプレーを見せてもらいたい。