群馬テレビ(群馬県前橋市)の県制作アニメ「ぐんまちゃん」で公営ギャンブルを扱った10月24日放送の回について、放送倫理・番組向上機構(BPO)が問題ないと判断したことが23日までに分かった。一方、同じく公営ギャンブルを扱っているとして放送を見送った12月12日分の回については、同社が独自に判断し、今後も放送しないという。

 同社によると、10月24日の放送後、県内視聴者からBPOに「子ども向けアニメに公営ギャンブルを扱うのは不適切」などの意見があったが、BPOは討論を行う必要もないと判断したという。同社は「慎重に考査している。おとがめがなくて良かった」とし、BPOに寄せられた意見については「県民の声として重く受け止める」としている。

 一方、当初予定の12月12日放送回は、ぐんまちゃんとおじさんがボートレース場へ行く話を含んでいた。ボートや選手が映る場面はほとんどなく、おじさんが大損した後、予想屋の予想によって大当たりするという内容。同社は、レースを家族で楽しむというよりも金銭を連想する単語が多く出て射幸心をあおり、日曜朝の子ども向け番組には違和感があると判断し、放送を取りやめたという。

 県メディアプロモーション課の藤田一幸課長は「県としては作品の内容は問題ないと思っている」と話している。