▼靴底に取り付けたセンサーが白線と黄色い点字ブロックに差し掛かると反応し、ブザーが鳴る「安全シューズ」。乾電池のマイナス側に傾斜を設け、簡単に外せるようにした「取り出しやすい乾電池」。第85回県創意くふう作品展の入賞作品の一例だ

 ▼同展は3日まで、太田市のぐんまこどもの国児童会館で開催中。児童生徒の部に県内の小中高校から233点、一般の部には18点が出品されている

 ▼目を引くのは、子どもたちの柔軟な発想が伸び伸びと表現されていることだ。理科の知識を応用した力作もいいが、ちょっとした工夫を施して生活に役立つ作品を考案したものも多く、感心させられる

 ▼30日に打ち上げられる小惑星探査機「はやぶさ2」に、富岡市藤木のIHIエアロスペース富岡事業所が開発した回収カプセルが搭載される。世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰った「はやぶさ」に続いての計画参加となる

 ▼はやぶさはトラブルを乗り越えて目的を達成し、感動を呼んだ。今回も、日本の技術力を結集したプロジェクトで群馬発の技術が大きな役割を果たすことになり、期待が膨らむ

 ▼日本人の科学者3氏がことしのノーベル物理学賞に決まるなど、科学への関心が高まっている。その原点とも言えるのが子どもの探求心だ。子どもの発想力を伸ばす場が増えるといい。