都内を拠点に活動する歌舞伎劇壇「前進座」(東京都)が21日、前橋市の昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)で「一万石の恋―裏長屋騒動記 愛の仮名手本篇」を上演する。脚本・監修は「男はつらいよ」シリーズで知られる山田洋次監督。創立90周年を記念した全国ツアー公演で、前橋公演が千秋楽となる。

 古典落語「妾馬(めかうま)」を題材とした喜劇。長屋の娘に片思いするお殿様の、切なくもおかしいドタバタストーリーとなっている。主演の河原崎國太郎さんが市内で会見し、「コロナでどこか閉塞(へいそく)感がある社会。少しでも楽しい気分を味わってもらえたら」と語った=写真

 午後2時開演。全席自由5千円。問い合わせは、公演を企画した全日本年金者組合県本部(☎027-283-6493、平日午後1~4時)へ。