「演奏活動に精力的に取り組みたい」と話す横塚さん

 ピアノを学んでいる桐朋学園大大学院の修了演奏を今月下旬に控え、大好きなバッハやフォーレの曲の練習に余念がない。既に県内や東京都内などで演奏したり、子どもに教えたりしているが「学校を出たら、演奏活動を軸にピアノや音楽の魅力を積極的に伝えていきたい」と話す。

 ピアノ教室を開いている母親の影響で5歳から習い始めた。音楽教室に通い、母親の指導も受けた。「ピアノは反復練習が大切だが、嫌いにならないように上手に教えてもらった」と振り返る。

 音楽コースのある埼玉県の高校で、ピアニストの菅野可愛さんから「自分の苦手としているところを、どうすれば上手に弾けるようになるか的確なアドバイスを受けた」。

 同大、同大大学院では、国内外のコンクールで多くの入賞歴のある有吉亮治さんに師事。技術向上に取り組んできた。大学に入ってからピアノを教えるようになり、弾くことを楽しいと思いながらレベルアップできるように指導している。

 フルートとチェロの奏者と音楽ユニットを結成し、本県や栃木県の小学校や幼稚園などで多数のコンサートに出演。昨年夏は館林市民オーケストラの演奏会のピアノ奏者として招かれ、オーケストラと初めて協演した。

 「たくさんの楽器と音を合わせる難しさを実感したが、何より楽しかった。自分が演奏をリードしなければならないときや、伴奏に回るときの音の出し方など大変勉強になった」

 大学院修了後は「オーケストラと一緒に演奏したいし、ソロコンサートも開催したい。技術を磨くためコンクールにも果敢に挑戦する」といい、春から新たな一歩を踏み出す。

 よこつか・ゆうみ 1996年、板倉町生まれ。桐朋学園大卒、同大大学院修士2年。PIARAピアノコンクールで1位。日本バッハコンクール奨励賞受賞。同町在住。