▼「終わったことは引きずる必要はない。結果を変えたければ、行動を変える。何かを変えていかなくてはいけない」。東京六大学野球で不名誉な連敗記録を更新する東大に対し、投手陣を指導する元巨人の桑田真澄氏が贈った助言だ

 ▼東大は2010年10月の早大戦に勝った後、2引き分けを挟んで3年半、白星から遠ざかっている。きょう3日の早大戦に負ければ、リーグ最多記録の70連敗を更新する。阻止を図る監督や選手は祈る思いだろう

 ▼スポーツに勝ち負けは付きもの。勝つ喜びを求めて練習に励むし、負けた悔しさもまた練習の動機になる。傍らの観戦者は勝利に感激し、敗戦には時に選手とともに涙も流す。熱心なファンの心はチームと一体だ

 ▼サッカーJ2のザスパクサツ群馬も連敗を続けている。エースストライカーの平繁龍一選手がけがで戦線を離脱した試合から5連敗。経営難で選手層の薄いザスパにとって主力が抜けた穴は大きく、苦しい戦いを強いられている

 ▼桑田氏の言葉に当てはめれば、ザスパは何を変えられるだろう。今ある戦力を最大限に発揮するフォーメーションの徹底、さらには選手一人一人の勝利への気迫か

 ▼イレブンの皆さん、5連敗の言い訳はよそう。悪い記憶は捨て去り、目の前の ボールに集中しよう。3日のアウェー千葉戦で変化を見せてほしい。