▼県内平野部ではソメイヨシノが見頃を迎え、春らんまんだ。消費税率引き上げで財布のひもは固くなっているようだが、各地の桜の名所は花見に繰り出す人でにぎわっている

 ▼そんな中、富岡、安中、みどりの3市できょう、市長選が告示される。13日の投開票に向けて論戦が始まる

 ▼今月はこのほかにも、長野原、東吾妻、沼田、藤岡、南牧の5市町村で首長選があり、みなかみ、伊勢崎の両市町では議員選挙が行われる。議員補欠選挙も4市町で予定されており、県内は「選挙月」となる

 ▼統一地方選前年の4月に選挙が集中するようになったのは「平成の大合併」に伴い8年前から。新首長の任期中に合併10年を迎える自治体も多い。地方交付税の特例措置が終了し段階的減額の時期も近づいており、新しい地域づくりのリーダーを選ぶ大事な選挙になる

 ▼気になるのは低落傾向が続く投票率だ。4年前は軒並み前回を下回った。昨年の参院選からインターネットを使った選挙運動が解禁され、若年層を中心に選挙への関心の高まりが期待されたが、効果はいまひとつ。ことし行われた東京都知事選や大阪市長選も、低調だった

 ▼「新聞をヨム(4・6)日」にちなみ、6日から「春の新聞週間」が始まる。選挙への関心を高め、将来に向けた選択ができるよう、候補者の訴えを読者に届けていきたい。