▼走行距離がもうすぐ10万キロになる13年目のマイカーは、3月に6回目の車検を控えていた。前橋市内のディーラーで見積もりをしたら、タイミングベルトなど劣化した部品の交換がかさみ、30万円近くかかると説明された

 ▼愛着があったが、4月からの消費税増税を見据え、新車への乗り換えを決めた

 ▼全国で増税前の新車の駆け込み需要が顕著だ。県内では1月の新車販売台数(軽自動車を除く)が前年同月比24%増の6525台。前回の消費税増税を控えた1997年1月以来の高水準となった。軽自動車も好調で、1月としては過去最多の4719台を記録した

 ▼契約したディーラーでは、昨年12月から前年同月比で約50%増の勢いが続いているという。「2月いっぱいは、この調子で推移するだろう」と店長

 ▼県内の昨年の交通事故死者数は過去最少の73人。県警の事故抑止対策はもちろん、各自動車メーカーの安全性能向上も要因とみられる。3月に納車される新車は安全性能を重視した。衝突回避支援、隣車線の後方から接近してくる車を知らせるシステム…。とはいえ、過信や油断は禁物だろう

 ▼春には若葉マークを付けた新社会人らがハンドルを握る。残念なことに、本県は運転免許取得後1年間の初心運転者 事故者率の全国ワースト1位が続いている。くれぐれも安全運転を。