動画を上映し小暮容疑者の情報提供を求める警察官

 1998年に旧群馬町三ツ寺(現群馬県高崎市)で起きた一家3人殺人事件は14日、24年を迎えた。県警は同日、同市のJR高崎駅で、この日に公開を始めた動画を上映し、殺人容疑で指名手配中の小暮洋史容疑者(52)に関する情報提供を呼び掛けた。

 県警本部と高崎署の警察官計26人が改札前や通路に立ち、小暮容疑者の顔や手配車両の情報などを掲載したチラシ、ティッシュを配った。改札付近では事件概要を説明する動画を上映。加齢を踏まえて推測した小暮容疑者の容貌や「手の臭いをかぐ」「爪をかむ」といった癖、手配車両の情報を記載したパネルも設置した。

 同署の捜査本部によると、小暮容疑者は仕事で知り合った女性にストーカー行為を繰り返し、98年1月14日夜、女性の自宅で、女性の両親と祖母を殺害し車で逃走したとされる。

 県警によると、事件発生から昨年末までに寄せられた情報は2821件。昨年は前年比68件増の201件がもたらされたが、逮捕に結びつく有力な手掛かりは得られていない。捜査本部は57人態勢で小暮容疑者の行方を追っている。

 県警の高井篤刑事部長は「被害者、遺族の無念を晴らすため捜査を進める。検挙には市民から寄せられる情報が重要。少しでも気になることがあれば連絡いただきたい」と呼び掛けた。

 警察庁は、解決に結び付く情報提供に最高300万円の公的懸賞金(捜査特別報奨金)を支払う。情報は捜査本部(フリーダイヤル0120-547-590、電話027-328-0110)へ。