▼「来年のワールドカップ(W杯)が終わったときに、新聞で『ジャパンが世界一のアタッキングラグビーをやっている』と書かれるようになりたい」

 ▼ことし、アジア5カ国対抗に臨む日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は2015年W杯の目標を「世界トップ10入り」から「準々決勝(ベスト8)進出」へ上方修正した

 ▼19年W杯日本大会を見据えての到達点とみるが、「昨年ウェールズに勝った達成感はある。ただ、世界トップ10とやり合うにはまだ30分しかもたない」と厳しい現状を把握する

 ▼限られた時間のなかで、いかにチーム力を引き上げるか。選手レベルでは日本代表の主力、田中史朗、堀江翔太選手が世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」でプレー。海外挑戦も盛んになり、スキルを上げている

 ▼二人が所属するトップリーグのパナソニックが13―14年の今季、上昇気流に乗っている。上位4チームによるプレーオフ準決勝でリーグ4位の東芝に40点差をつけ、11日の決勝に進出。三洋電機時代以来3季ぶりの優勝をかけて3連覇を狙うサントリーと対決する

 ▼代表強化の最前線と位置づけるリーグの雌雄を決する戦い。グローバルレベルのプレーが 随所に見られるだろう。第2ステージの対戦では42―13で一蹴したパナソニック。秩父宮に歓喜の雄たけびが響くか。