群馬県教委事務局の管理職に占める女性の割合は2021年4月時点で3.3%(61人中2人)だったことが、内閣府の調査で分かった。全国平均は15.8%で、全体として女性登用の遅れが浮き彫りになった。

 県教委総務課によると、調査に対し、県庁と教育事務所などに勤める課長次長以上に占める割合を答えた。係長まで広げた場合は10.2%(128人中13人)で、課長次長以上に就く女性は将来増える見通し。

 課長次長以上の数に校長ら学校現場の管理職を加えると21%となる。同課は「意識が変わってきている上、子育てなどを考慮した働きやすい環境づくりに近年特に取り組んでいる」と説明。幹部についても県が知事部局を含めて女性登用を進め、昨春は県教育長に初めて女性が就任した。

 調査では、最も高かったのは岐阜の29.9%。低い方は秋田0%、千葉2.6%と続き、本県はワースト3位だった。ただ、学校の運営管理に当たる事務長の位置付けなどで結果に差がついた側面がある。内閣府は「自治体間の定義の違いはあるかもしれないが、各自の条例などで管理職と定めていれば算入している」とし、国として順位付けはしていないという。