太田市の東毛ワクチン接種センターで始まった新型コロナウイルスのワクチン接種=15日午後1時50分ごろ(代表撮影)

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、群馬県営の東毛ワクチン接種センターが15日、太田市の旧太田韮川西小に開設された。初日は医療従事者と福祉施設関係者ら計51人が接種を受けた。新たな変異株「オミクロン株」による感染が急拡大する中、県全体の接種加速化が期待される。

 同センターは、東毛9市町に在住、通勤、通学する18歳以上を対象とする。県は接種のピークを高齢者が2月、64歳以下が3~5月と見込み、1日最大2300人に対応できるよう体制を整えていく。

 3回目の接種を終えた歯科医師、青木流香さん(44)=邑楽町=は「患者が濃厚接触者になって診療予約がキャンセルになり、身近に迫ってきたと感じる。自らが感染しても、感染させてもいけない。早く打てて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 16日にはGメッセ群馬(高崎市)に県央ワクチン接種センターが開設され、県による大規模接種体制が整う。同センターはピーク時には1日最大6800人に接種できる見込み。

 2カ所の県営センターでは、各日の予約枠に空きが生じれば会場での当日受け付けができる。2回目までの接種を済ませていない人にも対応する。