火山灰が積もる現地の画像を心配そうに見つめるラトゥさん

 南太平洋・トンガ沖で発生した大規模な海底火山の噴火を受け、群馬県邑楽町は17日、支援を申し出る内容の文書をトンガのテヴィタ・スカ・マンギシ特命全権大使に送り、町のホームページに掲載した。同町は東京五輪・パラリンピックで、同国を相手とした「ホストタウン」「共生社会ホストタウン」となっていた。

 町によると、同国の駐日大使館(東京都港区)も、現地で通信や電力供給が途絶えているため連絡が付かない状況で、被害の把握ができていないという。

 同国は新型コロナウイルス感染症対策で長期にわたりロックダウンを実施しており、物資による支援が難しいことから、町は今後、大使館や同国出身で元ラグビー日本代表のラトゥ・ウィリアム志南利さん(56)=埼玉県熊谷市=が代表を務めるNPO法人日本トンガ友好協会(同市)と協力して、義援金による支援を進めていく。

 ラトゥさんは17日、上毛新聞の取材に「15日の昼から身内と全く連絡が取れない。火山灰が積もっているようなので、水が確保できるか心配だ」と語った。