スマートフォン向け人気オンラインゲーム「にゃんこ大戦争」の改造版アカウントを使ったなどとして、群馬、京都など6道府県警は18日、不正作出私電磁的記録供用などの疑いで、男女計19人を書類送検したと発表した。

 群馬県警によると、県警が書類送検したのは太田市の男性会社員(36)、栃木県那須烏山市の自営業の男性(37)、埼玉県桶川市の男性会社員(50)。いずれも昨年11月18日付。

 3人の書類送検容疑は、2020年9月19~21日、ゲーム会社「ポノス」(京都市下京区)が開発、運営する同ゲームで、北海道遠軽町の男性会社員(46)=北海道警が私電磁的記録不正作出容疑などで書類送検=が改ざんしたアカウントをそれぞれ使用した疑い。県警によると、3人は容疑を認めている。

 京都府警などによると、19人のうち3人が改造や販売に関わり、16人は購入して使用したプレーヤーとみられる。中には15歳の高校生もいた。本来は「課金」が必要なのに料金を支払わず、ゲーム内通貨を不正に入手したり、キャラクターのレベルを上げたりしていたと府警などはみている。プレーヤーは、ゲームアカウントを売買するウェブサイトで改造を請け負う人物を見つけ、多くは1回当たり1000~2000円程度で依頼していたという。「最強のアカウントで遊びたかった」などと話している。

 同年6月、府警に「ゲームデータ取引サイトで改ざんアカウントが大量に販売されている」との情報提供があった。アカウントの販売履歴などを調べた上で、6道府県警が共同捜査を開始していた。

 群馬県警サイバー犯罪対策課は「改ざん行為や、改ざんによって作られたデータの使用行為は犯罪になる」とし、こうしたアカウントを使用しないよう警鐘を鳴らしている。