高崎市指定史跡になった柴崎浅間山古墳(市提供)

 群馬県高崎市は19日、柴崎浅間山古墳(同市柴崎町)を市指定史跡にしたと発表した。古墳時代前期に当たる4世紀ごろの方墳で、地域の古墳の成立過程や社会的背景を考察する上で重要としている。指定は18日付。

 2020年度に確認調査を実施。一辺約25メートルの方墳で墳丘の高さは4.2メートル、残存状態も良好と分かった。市によると、西側隣接地にかつてあった同時期築造の柴崎蟹沢古墳(円墳)からは「卑弥呼の鏡」と言われることもある三角縁神獣鏡が見つかっており、地域の重要性を示す貴重な古墳という。

 確認調査後、地権者から土地を寄付する申し出があり、21年8月に市の所有になっていた。12月12日に一般向けの現地説明会を開催した。

 今回の指定で市指定史跡は90件になり、市指定文化財の総数は322件になった。