台湾人旅行客誘致促進のための安中市オンラインツアーが20日開かれ、同市磯部温泉のホテル「磯部ガーデン」から、同国の旅行会社17社に碓氷峠周辺の鉄道遺産や秋間梅林など地域の魅力を紹介し、コロナ収束後の来訪を呼び掛けた。

 ツアーでは市観光機構が旧JR信越線の横川―軽井沢間で開催している廃線ウォークや秋間梅林での梅ジャム・ジュース作りなど体験プログラム、磯部温泉での宿泊の様子などを動画で紹介=写真。クイズなど交えながら中国語で分かりやすく、地域の観光資源について解説した。

 台湾の旅行会社担当者との意見交換も行われた。日本旅行のニーズや鉄道ファン向けの旅行プランの可能性など日本側から質問が出されると、台湾の担当者は「日本に行きたくてうずうずしている」「コロナ後に旅行プランを組みたい」などと手応えを感じさせる反応が返ってきた。

 ツアーは観光庁に採択された実証事業の一環。市観光機構(武井宏理事長)と市、観光関連団体などが昨年7月から、国内外の旅行客誘致のため、市内観光資源の連携、パッケージ化を進めている。