新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は20日、新たに10歳未満~90代の男女612人の陽性が判明したと発表した。1日当たりの新規陽性者は3日連続で過去最多を更新した。21日から「まん延防止等重点措置」が群馬県にも適用され、飲食店への営業時間短縮などが要請される。県内での感染確認は、再陽性も含め累計2万887人(うち182人死亡)となった。

 13日時点で124.4人だった1週間平均の新規陽性者は、20日時点で357.7人まで増えた。専用病床(561床)の稼働率は46.3%に上昇。無症状や軽症者が対象の自宅療養は初めて1000人を超え、1138人となった。

 桐生保健所管内(桐生市、みどり市)の小学校で児童9人、高校で生徒8人、利根沼田保健所管内(沼田市、利根郡)の保育施設で園児5人と職員2人の計7人の陽性がそれぞれ判明。クラスター(感染者集団)が発生したとみられる。

 確認されているクラスターでは、伊勢崎市の高校で生徒・職員計8人の陽性が判明し、陽性者は計48人となった。館林市の高齢者施設で入所者と職員の計5人が追加され、陽性者は計37人に。前橋市の製造工場で従業員4人が加わり計12人となるなど、各地で陽性判明が続いている。

 県はまん延防止の適用で、県民には5人以上での会食、感染リスクの高い場所への外出はいずれも自粛を求め、県外への不要不急の移動は極力避けることも要請する。2月13日までの期間で従来より強い措置を取り、さらなる感染拡大と医療逼迫(ひっぱく)の回避を図る。