傳田舟蘭さん
斎藤黄庭さん
竹市求仙さん

 県書道界で指導的な立場にある書家を顕彰する群馬書道大賞の選考委員会(本城亮俊委員長)は21日までに、第25回となる本年度の大賞に傳田舟蘭(しゅうらん)さん(桐生市)と斎藤黄庭(こうてい)さん(高崎市)を選んだ。例年大賞は1人だが、今回は節目の年となるため2人を選出した。また、25回記念特別賞を書道のほか刻字界で活躍する竹市求仙さん(藤岡市)に贈ることを決めた。

 2月9日に高崎信用金庫本店(高崎市)で表彰式を行い、同日から4月22日まで同金庫本店ギャラリーで受賞者の作品を展示する。

 かな書の分野で活躍してきた傳田さんは「古典的雰囲気を壊さないようにしながらも自分の書を追求してきた」とこれまでを振り返った。県書道協会の事務局長を務め、書道界の発展に貢献する斎藤さんは「大賞に恥じない作品(漢字)を書きたい」と気を引き締めた。

 竹市さんは刻字に関心を持つ若者や外国人が増えていることから、「刻字を教えたり、学ぶ人の励みになる」と受賞の意義を強調した。

 同賞は同信金や藤井繊維(高崎市)を中心とする企業の芸術文化支援(メセナ)の一環で1998年に創設。選考会の会長は同信金の新井久男理事長が務めている。

 奨励賞受賞者は次の通り(敬称略)。

 清水玉芳(高崎市)石井苔翠(前橋市)善養寺紅風(榛東村)野本英紀(前橋市)林和鳳(同)松本啞鳩(館林市)青木かよ(安中市)井上三溪(前橋市)