▼「ラッキータウン高崎」。こんなキャッチフレーズで高崎市がビジネス誘致を進めている。縁起だるまや白衣大観音、榛名神社にちなみ、「商売が繁盛する開運のまち」とPRする

 ▼10月下旬に東京駅前の丸ビルで開いた誘致イベントでは、「日本一のビジネス立地」として高速交通や災害の少なさをアピール。担当課は「1日1万2千人以上の人が立ち寄ってくれた」と効果を期待する

 ▼まずは知名度を上げること。条件は悪くないはずだから知ってもらえれば都市間競争に勝てる。そんなもくろみがある。「日本一」の中でも固定資産税相当額を最高5年間交付する優遇制度は目を引く

 ▼2014年度内の北陸新幹線金沢延伸に伴い、高崎駅の通過車両が増えるのではないか、との懸念が広がっている。それを最小限に食い止めるには高崎駅の利用者増が有効。ビジネス誘致が進めば社用の客が増え、地域の活力も保てる

 ▼11月、福井県が観光キャラバンを高崎、長野、大宮の新幹線3駅で展開。金沢延伸で高崎―福井間が3時間55分から2時間35分に短縮されることを強調し、豊富な海の幸や歴史遺産を宣伝した

 ▼観光誘客もビジネス誘致も積極的な仕掛けと話題性が肝心。デフレの出口が見えない中、「開運のまち」にあやかりたいという企業もあろう。高崎市のアイデアに〝グッドラック〟