群馬県内の外国人労働者数(2021年10月末現在)は前年比4.5%(1993人)増の4万6449人で、過去最多を更新したことが28日、群馬労働局のまとめで分かった。過去最多の更新は8年連続。ただ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う水際対策強化などで、対前年伸び率は鈍化した。

 同局によると、外国人労働者数の対前年伸び率は16年が21.9%、17年が17.7%、18年が17.8%、19年が13.8%、20年は13.1%だった。21年はコロナ下で入国が制限されたことなどが影響したとみられる。

 産業別の労働者数は、サービス業が1万8645人と最多、製造業が1万5481人、卸売業・小売業が2577人の順だった。

 国籍別では、ベトナムが1万1407人で外国人労働者数全体の24.6%を占めた。次いでブラジルが8144人、フィリピンが5663人、中国が5430人だった。

 在留資格別では、永住者ら「身分に基づく在留資格」が2万634人、技能実習が9416人、資格外活動が7713人だった。

 外国人を雇用する事業所は前年比7.8%(373カ所)増の5176カ所で、14年連続で過去最多を更新した。約6割が従業員数30人未満の事業所だった。地域別では伊勢崎地域の907カ所が最多で、太田の873カ所、高崎の765カ所が続いた。

 群馬経済研究所は「日本を選んでもらえるかが懸念材料だが、少子高齢化で外国人労働者の需要はあり、今後も増えていくだろう」としている。

 都道府県別では、群馬県の外国人労働者数は9位、事業所数は13位だった。